森村誠一推理系列 孤獨的密葬 翻譯家的殺人推理的劇情簡介· · · · · ·
2013年秋季 フジテレビ 日劇SP 中川素子(木村佳乃)は、翻訳を請け負うフリーライター。翻訳と言っても、別の人が監修を行う下訳が主な仕事で言わばゴーストライターだ。もちろん、下訳の仕事だけでは生活がままならず、素子はネットカフェでアルバイトもしており、孤獨な日々を過ごしている。バイト先のテレビで、獨り暮らしの30代後半の女性が死後10日経過した狀態で発見されたニュースが伝えられると、20代のバイト仲間から「先輩も孤獨死とかやめてくださいね」などと言われる始末。 ある日、素子が引っ越したばかりのアパートに戻ると、「西沢満智子様」宛ての見知らぬ封筒が屆いていた。その時は、あまり気にも留めなかったが、後日、以前ニュースで見た女性の孤獨死について調べていると、亡くなったのが西沢満智子だったことが判明する。慌てて、間違えて屆いていた封筒を開けると、中身はラブレターだった。 すると、素子の部屋のドアノブが回される。ドアを開けると、「部屋の中を見せてほしい」と見知らぬ女性が半ば強引に入ってくる。女性は西沢満智子の母親・由美子(江波杏子)だった。素子は、由美子の「娘が最後に暮らした部屋を見せてほしい」という願いを受け入れる。由美子はキッチンを見ると、持っていた寫真を取り出し、素子に見せる。そこには、同じキッチンを背景に、エプロンをした満智子が寫っていた。由美子によると、満智子は家賃が払えなくなり部屋を追い出され、最後はネットカフェで寢泊まりしていたという。 同じ部屋に住んでいた満智子のことを、ひとごととは思えなくなった素子は、満智子の事件について獨自に調査を始める。満智子の足跡をたどっていく中、ウォーキングサークルの代表・桜田靖雄(萩原聖人)、サークルのメンバーの田畑エリカ(倉科カナ)らと知り合う素子。複雑な人間関係が、満智子の孤獨死の真相に結びついていく。果たして、孤獨死にまつわる悲しすぎる事件の全ぼうとは?